介護職のやりがいと年間休日について

介護職というと、苦労が多いのではないかと心配になる人も多いでしょう。しかしやりがいを持って取り組んでいる人も多く、魅力を感じる職場でもあるのです。介護というのは、病気の人を世話するわけではありません。高齢となって生活に不自由などが生じた場合、なるべく自立した生活が過ごせるように支援するのが介護職の仕事なのです。例えば、排せつのケアは一般的には嫌だと感じることのひとつです。しかし排せつのケアをされる側の高齢者は、並々ならぬ感謝の意を持っています。「いつもありがとう」と感謝の気持ちを口にしたり、「ごめんね」と謝られたりすることは珍しくありません。自分の仕事に対して素直な気持ちを直接聞くことができるのは、介護職の魅力と言えるでしょう。

休日に関しても、介護職は年間休日がしっかりとれる職場が増えてきています。これは介護職離れを避けるために、年間休日が110日前後もうけることが一般的になりつつあるからです。介護職の現場は、あらかじめ勤務のシフトを組んで働きます。そのために休日がきちんととれて、予定を組みやすいのです。一般企業でいう残業や休日出勤などが当たり前となっていないため、自分のライフスタイルを確立しやすいという魅力があります。

このような介護職のやりがいや魅力を最大限引き出すためには、何を条件に職場を選択するかということも大切なポイントとなるでしょう。希望がすべてが叶う職場は少ないかもしれませんが、求人数の多い介護の現場では多くの選択肢から職場を探すことができます。