介護職の休日の過ごし方について

介護職スタッフは重労働の勤務を終えて休日を迎えたら、疲れ切った身体を休めるために自宅で寛ぐことが多くあります。そのため、ストレス解消のために趣味に打ち込んだり運動をしたりすることも大切です。また、体力が要る現場スタッフを高齢になって続けることは容易ではないと考えなければなりません。介護職は様々な職種があり、介護職の実務経験を経ることにより受験資格を得られる国家試験などもあるので、余力の残っている時を見つけて休日にキャリアアップの準備をすることも大切なのです。

介護職は無資格でも勤務できますが、介護の専門家として認められている介護職職員の資格は短期間の研修を受ければ比較的簡単に取得できます。さらに介護福祉士の資格にステップアップすると介護の知識や職場の信頼も得られて働きやすくなります。さらに、ケアマネージャーや社会福祉士の資格を取得できれば、要介護者の相談に受けてケアプラン作成を行ったり公的サービスの紹介をしたりすることも可能です。自身の適性を考えながらスキルアップに努め、休日に資格試験の通信講座などを受講することが必要と言えるでしょう。

介護職には夜勤のある職場も少なくありません。夜勤明けの休日をどのように過ごすかは介護職にとって重要な問題です。朝退勤して帰宅するとそのまま床に就いて夕方まで寝てしまうことも多くありますが、下手をすると昼夜が逆転して翌日以降の勤務に悪影響を与える恐れもあります。そこで、体内時計が狂わないように工夫することが大切です。夜勤後、朝帰宅したら午前中だけ軽く睡眠を取って疲れを取り、多少眠かったとしても午後から活動して就寝時間まで起きているようにすると昼夜逆転を防げるでしょう。